ウボンラチャタニの基本情報
ウバンラチャタニ(ウボンラーチャターニー)はタイ・東北部の県(チャンワット)の一つです。シーサケート、ヤソートーン、アムナートチャルーンと接し、ラオス、カンボジアとの国境を有します。
ウバンラチャタニ(ウボンラーチャターニー)はタイ・東北部の県(チャンワット)の一つです。シーサケート、ヤソートーン、アムナートチャルーンと接し、ラオス、カンボジアとの国境を有します。
จังหวัดอุบลราชธานี
ウボンラーチャターニーの郡・コーンチアムは、コーラート台地最大の川・ムーン川がメコン川と接する地点である。この後メコン川はタイ領から離れラオス内部を通ることになる。また、ラオス、カンボジアとの接点はエメラルド・トライアングルと呼ばれる。これは、この地帯のモンスーンによってはぐくまれた森林があたかもエメラルドのように緑色に茂っているからだと言われる。
この地は元々クメール王朝の領土にあった。後にアユタヤ王朝のラーマーティボーディー1世はこの地に住んでいたクメール人を撃退し、この地域をアユタヤ王朝に組み込んだ。アユタヤ王朝が1767年滅びると、カー族やスワイ族が住み着くようになったが、20年後チャクリー王朝(現タイ国)のラーマ1世は、この地の有力者、ターオ・カンポーンを国主に任命し、1786年この地は再びタイに組み込まれた。同時に現在のウボンラーチャーターニー市も建設されている。後の1792年にはウボンラーチャーターニー県が成立。その後ナコーンラーチャシーマー県に組み込まれたこともあったが、1933年再び県として成立した。1972年、1993年には県内の一部がそれぞれ、ヤソートーン県、アムナートチャルーン県として独立した。